すでに第4ラウンド…「文大統領、北朝鮮報道官」の表現が出るたびに騒々しくなる韓国政界(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.22 15:49
「北朝鮮報道官」という表現をめぐる韓国与野党の攻防史が再びスポットライトを浴びている。ブルームバーグ通信が昨年9月26日に初めて「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は金正恩の首席報道官(Top spokesman)」という表現を使って以来、「北朝鮮報道官」という言葉が出るたびに政界が極限攻防を繰り広げているからだ。野党「自由韓国党」の黄教安(ファン・ギョアン)代表の21日の発言をめぐる論争はすでに第4ラウンドといえる。
◆第1ラウンド/金秉準(キム・ビョンジュン)「エージェント…北首席報道官よりソフトな表現」
昨年10月、韓国党の金秉準非常対策委員長が欧州歴訪を終えた文大統領に対して「大韓民国の大統領として北朝鮮問題を扱っているのか、さもなければ北朝鮮エージェントとして南北問題を扱っているのか分からないほど残念」(22日)と批判しながら「報道官攻防」の砲門が開かれた。