明かりが消える産業団地…韓国製造業が危機(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.31 15:28
蔚山市北区の孝門(ヒョムン)工業団地で自動車のサンバイザー(遮光板)を製造するキル社長(62)は30年間経営してきた会社を整理する計画と明らかにし、「二度と製造業には目を向けない。むしろベトナムに行って飲食店でもする」と話した。キル社長は「現代重工業の下請け会社を経営していた友人が職員の退職金を支払えず拘束された」とし「上からは大企業に叩かれ、下では職員の人件費が上がり、中間にいる私たちは絶望しかない」と語った。
閉鎖する工場は続出するが、製造業に参入する新規の業者はない。国税庁の統計によると、昨年廃業した製造業者は1万1936件。2014年の9669件に比べて20%以上も増えた。一方、今年1-5月の新規創業数は7620件だった。前年同期(8229カ所)比で7.4%も減少した。