韓経:水素発電も結局…「外国製の遊び場」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.26 10:42
韓国政府が育成を推進している水素燃料電池発電産業が外国企業に侵食されるという懸念が大きくなっている。水素発電は水素自動車とともに水素経済の核心軸だ。
水素自動車は世界1位の技術力を確保しているが、水素発電は遅れている。基本技術の確保に向けた投資が不足しているところが大きい。それでも韓国政府が国内産業を育てるよりは水素発電の割合拡大にばかりスピードを出したため国内市場が技術力で先を行く外国企業の遊び場になっている。
産業通商資源部と水素発電業界などが明らかにしたところによると、米エネルギー会社のブルームエナジーは世界最大規模で推進される忠清北道鎮川(チュンチョンブクド・チンチョン)の8万キロワット規模、報恩(ポウン)の10万キロワット規模の水素発電事業に発電設備供給を推進している。忠清北道関係者は「特別な事情がない限りブルームエナジーと供給契約を結ぶだろう」と伝えた。ブルームエナジーが契約を獲得すれば韓国の水素発電市場でシェア1位になる。