韓経:韓国企業の体感景気18カ月ぶり「最悪」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.31 10:54
企業の体感景気を見せる企業景気実体調査指数(BSI)が18カ月ぶりに最低値に落ちた。中小企業、サービス業の悪化が目立った。消費者心理指数が17カ月で最低水準に落ちたことに続き、企業の体感景気まで冷え込み、雇用不振→所得減少→消費停滞→企業実績の悪化につながる悪循環が固定化するのではないかとの懸念の声が大きくなっている。
韓国銀行が30日、発表した8月BSI結果を見れば、全体産業の業界状況BSIは74で、1カ月前より1ポイント下落した。昨年2月(74)以降最も低い数値だ。この数値が100割れとなると景気を悲観的に見る企業が楽観的に見る企業より多いという意味だ。業界状況BSIは昨年4月以降、1年程度80前後を維持し、5月以降から急な下り坂を描いている。