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【コラム】未来世代の戦略選択権を剥奪するな=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.17 09:43
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#1.先月末、進歩の巨頭、崔章集(チェ・ジャンジブ)高麗大名誉教授に会った。北朝鮮の改革開放に対する判断を聞く席だった。テーブルにはグレアム・アリソン・ハーバード大教授の著書『米中戦争前夜(Destined For War』が置かれていた。米中の競争をめぐり2500年前にギリシャを焦土化させたペロポネソス戦争を思い出させた著作だ。崔教授はアリソン教授の見解に同意しなかった。

「国際秩序が変わっている。すでに変わったと見ることができるが、二重の位階構造(dual hierarchy)だ。米中が競争する国際政治秩序だ。中国が共同の世界運営者になった。(米中間)軍事的衝突が部分的にあり得ても全体的な戦争になるとは見ていない。超強大国の戦争はあまりにも多くの破壊をもたらすからだ。中国が成長して米国と似てきたとしても依然として経済力の差がある。(米ソとは違い)対称的でもない。中国の経済体制は事実上、米国の経済体制といえる資本主義市場経済体制だ」。

 
二重の位階構造とは、中国の経済的影響力が増大するにつれ米国の安全保障にさらに依存することになるという意味だ。

#2.「シェール革命で米国が国際秩序維持に関心を失うことになり、韓国から一歩退くこともある」と見る地政学戦略家がピーター・ゼイハン氏だ。ゼイハン氏が韓国の立場で参考になりそうな文を何度か書いている。要約すれば次の通りだ。

(1)米国が国際秩序の維持から手を引くのは戦略的観点の変化だけでなく能力の問題でもある。超大型空母の存在で驚くほどの効率性で海軍力を投入できるが、「小さな艦艇」の数が大幅に減り、秩序を常時守ることはできなくなった。米軍はもう「秩序でなく無秩序のためのもの」(Not for order, but for disorder)だ。(2)かつて米国が無償で提供したものを今後はお金を支払って買わなければいけない。米国が東アジアで建設的な役割をすれば、これは適切に補償したためであるからだ。「Uber」式の事業モデルだ。(3)トランプ大統領は先月、「なぜ一銭も補償しない国のために我々が航路を保護しなければいけないのか」と語った。(4)慣れていた秩序規範が崩れるはずだが、これに最もうまく対処できる国が日本だ。

紛らわしい診断だ。一言でいうと転換期ということだ。私たちが馴染んでいる秩序は消えている。いま見ているものは残像かもしれない。もしかすると新しい道を探すために1世代以上にわたり奮闘することになるかもしれない。こうした中、魏聖洛(ウィ・ソンラク)元韓半島平和交渉本部長は最近、中央日報のインタビューで「米国が3時方向を期待して中国が9時方向を注文する時、韓国は基本的に1時半の方向で対処する国であることを認識させるべき」と述べた。共感する。ここには隠れた前提があるため、米国と共にするには日本とも共にしなければいけないということだ。日本と遠ざかれば米国とも遠ざかることになりかねない。少なくとも近い未来まではだ。

こうした条件の中で私たちが動ける空間はあるだろうか。おそらくある。その代わり非常に冷静な現実認識-私たちの能力に対する客観的評価まで含めて-が必要になるだろう。ところが文在寅(ムン・ジェイン)大統領と執権勢力が日本イシューを扱うのを見ると、狭い空間がさらに狭くなるのではないか心配になる。ともすると運動圏的史観を表して旧韓末・日帝強占期の憤怒にとらわれたりするからだ。最近は400年前まで遡った。民族主義的な熱望は精神勝利になるのかもしれないが、実際の勝利はどうだろうか。

問題はそれが当代だけを難しくするのではないという点だ。行き過ぎた態度で後代の戦略的空間まで制約することもある。日本の普通の人たちまでも嫌韓にさせたのが代表的な例だ。冷静になろう。今後も日本と隣国として生きていく後代のことを考える必要がある。

コ・ジョンエ/政治チーム長

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