「韓国、規制のせいで魅力落ちる」…企業の海外雇用は毎年9%増加(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.16 08:24
スマートフォンや自動車電気装置部品用カメラモジュールを生産するM社は最近、ベトナム・ニンビン省地域に1万8000平方メートル規模の第2工場を完工した。完工式にベトナム政府側要人から50社の協力会社関係者まで数百人が参加した。この会社は先立って2013年、同地域に5万9000平方メートルの生産基地を建てベトナムに初めて進出した。当時1500人に達した現地雇用は現在4300人まで増えた。今回の第2工場を稼動してからこの数値ははるかに増える見通しだ。この会社関係者は「生産費が減って利益率が高まるのはもちろん、ベトナム政府まで全面的に支援してくれるので韓国事業に対する魅力がますます落ちているのが事実」と話した。
韓国政府が企業の国内Uターンを支援しているが、M社のような「生産基地のエクソダス」はむしろ増加している。このため、韓国内雇用が減るのは言うまでもない。中央日報が全経連と共に調査した結果によると、主な7大企業の2010~2016年国内雇用人数は年平均1.4%増加にとどまった。一方、海外では雇用者数が年平均9.3%ずつ増えた。海外でははるかに多い雇用が創り出されているということだ。