徳仁天皇「過去を顧み、深い反省」…安倍首相は7年間反省への言及なく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.16 07:45
日本人が「終戦日」と呼ぶ15日、メディアが最も注目したのは初めての「戦後世代」の天皇である徳仁天皇(5月即位)が「全国戦没者追悼式」で出したメッセージだった。
太平洋戦争敗戦日であるこの日、徳仁天皇の父親である明仁上皇は、戦争の責任を冷遇する政治家とは違い、これまで「お言葉」と呼ばれる終戦日の追悼辞を通じて反省の意を明らかにした。徳仁天皇はこの日午前、東京千代田区の日本武道館で開かれた追悼式で「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、ここに過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願う」と述べた。昨年の「深い反省とともに」が「深い反省の上に立って」に変わるなど、やや表現の修正はあったものの、昨年の追悼辞とほぼ同じだった。