現代車、AI・高性能・デザインで危機脱出へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.30 13:24
7-9月期の実績が振るわなかった現代車グループが29日、役員人事を実施した。今回の人事は鄭義宣(チョン・ウィソン)現代車グループ首席副会長(48)が9月14日に昇進した後、初めての役員人事となる。今後の現代車グループの経営戦略が表れるということだ。
この日、現代車グループが組織新設や役員昇進を発表した3つの分野は、大きく人工知能(AI)、デザイン、高性能車分野に分けられる。すべて鄭副会長が強調してきた分野と共通する。特に目を引くのは戦略技術本部の傘下にAI担当組織(AIRラボ)を新設するという発表だ。グーグルやアマゾンなど大手情報通信(IT)企業が注力するAI分野に現代車も直接参入するということだ。