韓国環境長官「日本環境相の福島汚染水放流発言、国際社会の懸念を度外視」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.14 13:22
趙明来(チョ・ミョンレ)環境部長官が日本政府の福島汚染水処理に関し、「安全と無害性が担保されない限り、原発汚染水の海洋排出を決めるべきではない」と述べた。最近浮上している福島原発の汚染水に対する懸念に関連し、これまでは外交部・科学技術情報通信部などの部処で対応してきたが、環境部レベルで初めて公式立場を表したのだ。
◆秋夕にSNSで批判…「日本環境相の福島汚染水放流発言、信じがたい」
趙長官は秋夕(チュソク、中秋)の13日、SNSを通じて「原田義昭環境相が福島原発の汚染水を『思い切って放出して希釈する他に選択肢はない』と発言したという記事を見た」とし「福島汚染水に対する国際社会の懸念を度外視したものであり、環境を最も優先すべき環境相の発言とは信じがたい」と批判した。