「最低賃金、来年は据え置きを」…韓国中小企業15団体が緊急会見
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.18 13:45
「来年度の最低賃金据え置き」を叫ぶ中小企業の声が高まっている。2年間の急激な引き上げで累積した経営上の負担を訴え、最低賃金引き上げを要求する労働界の声に強く対応している。
中小企業中央会、ベンチャー企業協会、女性経済人協会など14団体で構成された中小企業団体協議会など15の中小企業団体は18日、ソウル汝矣島(ヨイド)中小企業中央会で緊急記者会見を開き、「2020年の最低賃金に対する中小企業界の立場」を発表した。
中小企業団体は「2年連続で大幅引き上げとなった最低賃金と景気不振で多くの中小企業が深刻な経営難に直面している」とし「窮地に追い込まれた人たちはやむを得ず職員数を減らし、勤労時間を短縮している」と伝えた。続いて「現場の副作用と諸条件を考慮し、来年の最低賃金は少なくとも据え置くべき」と強調した。