GMが工場閉鎖する中…新車発表を妨害する韓国の労働組合
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.28 08:22
米ゼネラルモーターズ(GM)が2009年以降では最大規模となるリストラに入った。GMは26日(現地時間)、7カ所の工場の稼働を追加で中断して約1万4700人の人員削減をすると明らかにした。この作業が終われば世界18万人のGM役職員のうち8%が職場を失う。
GMが稼働中断を宣言した5カ所の工場はすべて北米地域(デトロイト、オハイオ、メリーランド、ミシガン、オンタリオ)だ。追加で閉鎖するという2カ所の工場はまだ明らかになっていない。米経済放送CNNは「GMは2019年末までに北米以外の地域で3カ所の工場を閉鎖するが、このうち韓国GM群山(クンサン)工場はすでに閉鎖した」とし「残りの2カ所は明示しなかった」と報じた。
GMは韓国で群山工場を閉鎖したが、富平(プピョン)・昌原(チャンウォン)・保寧(ボリョン)工場が追加の閉鎖候補群から完全に除かれたわけではない。GMが世界的なリストラを推進しながら根拠として前に出した「GMビジネスポートフォリオ」によると、閉鎖する工場を選定する核心の根拠は「潜在収益率」と「事業掌握力」の2つだ。今回GMが北米5カ所の工場を閉鎖したのは、北米乗用車事業部門がこの2つの基準ですべて水準以下(low)の評価を受けたからだ。