韓経:【コラム】アチソンラインと桂・タフト密約
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.22 13:42
今年の韓米連合乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン演習に参加する米軍兵力が30%も減った。米国の原子力潜水艦など戦略資産動員計画もないという。2日前まで韓国合同参謀本部議長は「訓練の縮小はない」と述べ、国防部は「昨年と似た規模で進める」と説明していた。「北朝鮮の脅威に屈服した訓練縮小」という見方も出ている。
そうでなくとも外交舞台で韓国が疎外される「コリアパッシング」の懸念が広がり、さらに在韓米軍撤退論など敏感な懸案が重なっている状況だ。米国と日本、中国、北朝鮮の水面下交渉から韓国が除外されるという警告が続いている。韓国が米国防衛ラインから排除される「新アチソンライン」を心配する声も聞こえる。日本の韓国支配を容認した「桂・タフト密約」の痛恨の過去を思い出す人も多い。