米裁判所「北朝鮮、ワームビア氏にペンチで歯を抜き電気拷問」

米裁判所「北朝鮮、ワームビア氏にペンチで歯を抜き電気拷問」

2018年12月27日11時30分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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北朝鮮に抑留される前のワームビア氏の口元の写真(上)と歯科エックス線写真(中)を北朝鮮から解放され死亡した後に撮影した頭蓋骨のスキャン写真(下)と比較すると北朝鮮に抑留された間に中央下部の歯が外部からの力と疑われる原因により変形したのを確認できる。(写真=VOA)
  北朝鮮に抑留されて17カ月後に死亡した23歳の米国人青年がペンチと電気ショックなどによる拷問を受けたと外信が伝えた。

  米国の裁判所はオットー・ワームビア氏の死に対する責任を問い北朝鮮当局に5億ドルの賠償金判決を下し、判決とともに公開された意見書にも関心が集まっている。裁判所は意見書を通じ北朝鮮当局がワームビア氏に「ペンチ」と「電気ショック」を使った拷問を加えたと明らかにした。

  ワームビア氏の裁判を担当したベリル・ハウウェル判事が裁判過程に対する意見書を公開したと米政府系ラジオのボイス・オブ・アメリカ(VOA)が27日に明らかにした。ワシントンDC連邦裁判所のハウウェルは、北朝鮮がワームビア氏にペンチと電気ショックなどで拷問を加えたという専門家の陳述を認めた。

  ワームビア氏の主治医だったダニエル・カンター博士は10月に裁判所に提出した書面陳述書を通じ、「ワームビア氏の死因は脳への血液供給が5~20分間中断されたか大幅に減ったため」と明らかにした。北朝鮮側はワームビア氏の死が食中毒の一種であるボツリヌス菌のためだと主張しているが、カンター博士は「ボツリヌス菌の症状は見つからなかった」と話した。

  ハウウェル判事はまた、足に大きな傷があるという点と歯の位置が変わったという主治医の陳述書を引用し、「ワームビア氏の足に電気ショックが加えられたり、歯の位置を変えるためにペンチを使ったという証拠を裏付けている」とした。

  ハウウェル判事は「専門家(主治医)が下した結論は、北朝鮮が故意にワームビア氏の死を招いたとする上で必須の証拠以上。これは全体主義国(北朝鮮)がワームビア氏を残忍に扱ったという事実を示す」と指摘した。

  ワームビア氏は2016年1月に観光のために訪れた北朝鮮で宣伝物を盗もうとした容疑で逮捕され、同年3月に15年の労働教化刑を宣告された。彼は北朝鮮に17カ月間抑留され、2017年6月に意識不明状態で解放されたが、帰国して6日後に死亡した。

  ハウウェル判事は最終判決文を通じ、北朝鮮の責任を認め5億113万4638ドル(約554億円)を北朝鮮が賠償するよう判決した。
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