文大統領、国連演説で「終戦宣言に期待」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.27 11:17
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が26日午後2時30分(現地時間)、米ニューヨーク国連本部で行った国連総会の基調演説で「韓半島(朝鮮半島)の戦争の終息が強く求められる」とし「今後、非核化のための果敢な措置が関係国の間で実行され、終戦宣言につながることを期待する」と述べた。
文大統領は「先週、平壌(ピョンヤン)で北の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に会った際、金委員長はできるだけ早期に非核化を終えて経済の発展に集中したいという希望を表した」とし、このように明らかにした。
文大統領は「(金委員長が)非核化の速やかな進展のために、まず東倉里(ドンチャンリ)エンジン試験場とミサイル発射台を国際的な参観の下で永久的に廃棄することを確約し、さらに米朝首脳会談の合意の精神に基づき米国が相応の措置を取れば寧辺(ヨンビョン)核施設の永久廃棄を含む追加の非核化措置を取っていく用意があると明確にした」と伝えた。続いて「今はもう国際社会が、金委員長の非核化決断が正しい判断であることを確認しなければいけない。北が恒久的な平和の道を進んでいけるように導かなければいけない」と話した。