韓経:通商戦争・金利引き上げ・原油価格上昇…「低質体力」韓国は踏んだり蹴ったり(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.27 09:25
世界経済は2008年の金融危機収拾から10年近く回復傾向を持続してきた。だが最近▼米中通商戦争激化▼米国の金利引き上げ持続▼急激な国際原油価格上昇--の3大悪材が一気に押し寄せ暗雲が立ち込める様相だ。米中輸出依存度が高い上に原油を全量輸入しなければならない韓国としては文字通り厳しい状況になった。そうでなくても成長率低下で苦しんでいる韓国経済が踏んだり蹴ったりの状況にさらに大きな困難を経験するかも知れないという懸念が大きくなっている。
◇激しくなる米中通商戦争
米トランプ政権は24日、2000億ドル(約22兆7000億円)規模の中国製輸入品に対する10%の関税を発効した。中国も同日600億ドル相当の米国製品に5~10%の報復関税を課し始めた。よもやと思われた主要2カ国(G2)間の全面的な「関税戦争」が火蓋を切ることになったのだ。