韓経:「米国を第2の生産基地に」…続々と米国に工場作る韓国企業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.21 10:06
米国に工場を作る韓国企業が大きく増えている。トランプ大統領の保護主義政策を避け最大市場である米国を攻略するための戦略でもあるが、米国の産業界が牽引する技術革新の流れに遅れを取らないための目的も大きい。米国は電気自動車、自動運転車、人工知能(AI)分野の技術と産業革新を主導している。
SKイノベーションは19日、米ジョージア州コマース市で電気自動車用バッテリー工場の起工式を開いた。急成長する米国の電気自動車市場を確保するための前進基地だ。2025年までに16億7000万ドルを投じて年間20ギガワット時規模のバッテリー生産能力を備える計画だ。
LGエレクトロニクスはテネシー州ナッシュビル近郊に建設中の洗濯機工場を来月に完工する。これからは関税を心配せずに現地市場を攻略できるようになる。5月にはロッテケミカルが31億ドルを投じて作ったルイジアナ油化工場を本格稼動する。