【コラム】立ち上がれ! 日本(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.25 18:10
克日、親日、反日…。 国名でディテールな感情をこれほど多様に表現した例はない。 好感を抱き始めると、すぐに民族的自尊心の雷管に触れて当初の「反日」に戻ったりするため、日本に対する私たちの感情を一言で言い表すのは難しい。
私の人生も日本とは切り離すことができず、今も現在進行形だ。 最初の縁は李舜臣(イ・スンシン)将軍を欽慕し始めた海事教官時代だ。 相手が倭軍だったため、間接的な縁ということになる。 グローバル半導体企業からの誘いを断って、1989年に韓国に定着することになった契機も、何とかして日本に勝とうという一念だった。 併合以降、どの分野であれ、日本を克服したことがなかった時代だ。
アイロニーだが、日本の半導体を克服する決定的契機になった94年の256メガDRAM世界初開発も、言ってみれば日本を集中ベンチマーキングしたおかげという部分があった。 その後も日本を数え切れないほど訪問しながら日本人と交わり、これは公職にいる現在もまだ続いている。