韓経:「米国が25%の自動車関税賦課時、韓国の貿易黒字98億ドル減る」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.24 10:17
米国政府が外国製自動車と部品に25%の関税を課した場合、韓国の自動車産業の貿易黒字幅が最大98億ドル(約1兆円)減るという研究結果が出た。韓国の自動車産業の生産額は8%近く減少すると分析される。
韓国経済研究院が23日に発表した「米通商拡大法232条適用が韓国の自動車産業に及ぼす影響」と題する報告書によると、米国がすべての輸入車と部品に25%の関税をかければ韓国の自動車産業の貿易収支黒字は52億6000万ドル減り、他の国が報復関税を課す場合には減少幅が98億1900万ドルに達すると推測された。米国の一方的な関税賦課は韓国の自動車産業総生産を4.5%減少させるが、相手国も報復関税をかければ生産額はむしろ0.1%増えると予測された。