<口蹄疫>埋却地周辺を24時間監視…流出時には“発信音”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.16 11:48
孟亨奎(メン・ヒョンギュ)中央災難安全対策本部長(行政安全部長官)は15日、先端情報技術(IT)装備で口蹄疫家畜埋却地周辺を24時間監視する「土壌汚染警報システム」を導入すると明らかにした。
孟亨奎本部長はこの日、ソウル世宗路(セジョンロ)政府中央庁舎で、劉正福(ユ・ジョンボク)農林水産食品部長官、李万儀(イ・マンウィ)環境部長官が出席した中、こうした内容の口蹄疫埋却地管理総合対策を発表した。今回の対策の核心は、口蹄疫の拡散が小康局面に入っただけに、今後、埋却地周辺の環境汚染による2次被害を防ぐのに力を注ぐということだ。政府は凍った土が解け始める3月末までに整備を完了する計画だ。
中央災難安全対策本部によると、15日現在、全国家畜埋却地は4632カ所と把握されている。政府はすでに調査を終えた洛東江(ナクトンガン)・漢江(ハンガン)上流周辺の埋却地を除いた2900カ所の調査を今月末までに終わらせることにした。調査を通して崩壊や浸出水流出のおそれがある埋却地を確認する計画だ。