<インタビュー>民団団長「労働党の指示を受ける朝鮮総連とは見えない38度線」(2)

<インタビュー>民団団長「労働党の指示を受ける朝鮮総連とは見えない38度線」(2)

2018年05月17日16時25分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  --両国の親韓派、知日派が役割を果たすべきか。

  「親韓、反韓、知日、反日の区別もいけない。人はそのように単純でない。常に良い、常に悪いという人はいない。韓国と日本が戦えば笑う人は別にいる。金正恩委員長が笑う。我々にも日本にもマイナスだ」

  --嫌韓デモやヘイトスピーチは減ったのか。

  「表面的にはそうだが、SNSやインターネット上ではまだ深刻だ。地方自治体のホームページにも堂々と出てくる。見えないところで(デモと差別を)している。昨年7月には大阪など一部の自治団体でヘイトスピーチを禁止する条例が作られ、来年には東京にもできる。オリンピック(五輪)開催地にヘイトスピーチがあってはいけない。そのような要求活動に力を入れている」

  --地方選挙参政権運動の見通しは。

  「朝鮮総連が反対している。我々が地方自治体などに要望書を提出すると、総連は反対要望書を持ってくる。日本人には『我々はよいが総連とよく話し合うべき』という弁解材料になるかもしれない。過去には『外国人参政権』の主な外国人は韓国人だったが、今は中国人だ。今は日本の議員らが『韓国人はよいが中国人のために難しい』という」

  --韓国人学校は東京に1カ所、大阪に2カ所、京都に1カ所と把握している。東京の第2韓国学校の設立は難しくなったのか。

  「土地が高い東京で少なくとも2000坪以上がなければならず無理だ。廃校する学校を対象に敷地有償貸与を受けようとしたが、小池百合子東京都知事が(前知事が認めた有償貸与方針を白紙化して)反対している。新しく日本に来た人たちが子どもにハングルを教えたいと考えて総連系の朝鮮学校に送るが、そこでは金正恩と金正日の思想を学ばなければいけない」

  --民団を率いる新しい団長としての覚悟は。

  「在日同胞の求心点の役割をしながらも、少し自由な組織になるにはどうすればよいのかを考えている。立候補の時も『守るべきことは守り、変えることは変える』と話した」

  --現在、在日同胞の54%が3世、4世と聞いた。また、日本には民団ではない別の韓国人団体もある。

  「新しく来た人たち(ニューカマー)が作った別の団体もあるが、民団は日本政府が認証した団体だ。外国人関連法を作る時は必ず我々の意見を求める。安倍首相までは難しいが、自民党と公明党、そして野党の指導部にはいつでも要請すれば会える。民団は他の韓国人団体も一緒にしようという立場だ」

  インタビューに同席した辛容祥(シン・ヨンサン)民団中央本部常任顧問(93、元民団団長)は9日の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の東京訪問について、「民団でなく在日同胞の立場で話したい」として苦言を呈した。辛顧問は「過去には大統領が訪日すれば民団の団長が飛行場にあいさつに行ったが、今回は完全に無視された」とし「海外に住む国民に本国の大統領は父親と変わらないが、文大統領が在日同胞を捨てたようであまりにも悲しく寂しいことだ」と述べた。続いて「大使館からは『時間がない』という一言だけを聞いたが、空港に行ってあいさつをするというのにどうして時間がないのか。それは愛情がないということ」と語った。

<インタビュー>民団団長「労働党の指示を受ける朝鮮総連とは見えない38度線」(1)

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