韓経:「韓国の労働者の勤続年数別賃金上昇幅、日本より大きい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.26 08:57
韓国の労働者の勤続年数別賃金上昇幅が日本より大きいという研究結果が出た。職場に長く通えば能力や成果と関係なく賃金がより急激に上がるという意味だ。財界では韓国政府が最近最低賃金基準と関連した施行令を改定したことを契機に韓国企業の奇形的な賃金構造も根本的に改編しなければならないという声が出ている。
韓国経済研究院は25日、雇用労働部の賃金構造基本統計資料と日本の厚生労働省の賃金構造基本統計を基に、従業員10人以上の事業所の常用職の勤続年数別賃金格差を分析した報告書を公開した。韓国経済研究院によると昨年韓国の勤続30年以上の平均名目賃金は684万ウォン(約67万3100円)で、勤続1年未満者賃金220万ウォン(約21万6500円)の3.11倍と調査された。