韓経:【コラム】韓国の自動車工場が生活基盤として残るには
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.21 10:03
昨年のいまごろだった。米ゼネラルモーターズ(GM)本社が韓国政府と産業銀行に韓国GM再建のために資金を分担するよう要求した事実が報道を通じあふれ出た。韓国GM事態の序幕だった。数日後「本ゲーム」が続いた。GMは群山(クンサン)工場閉鎖計画を発表し韓国政府に交渉を提案した。自動車業界と地域社会、政界はその後3カ月間修羅場となった。産業銀行が韓国GMに8000億ウォン近い資金を投じることにしてどうにか事態を縫合する前までそうだった。
後遺症は大きかった。群山工場と協力企業などにいた1万人ほどの労働者は散り散りになった。韓国GMはまだ韓国国内販売台数が半減した状態だ。富平(プピョン)第1・第2工場と昌原(チャンウォン)工場が「シャットダウン」対象になるかも知れないという不安も鎮まらずにいる。部品メーカーは枯死直前だ。それでも労使対立は依然として現在進行形だ。