「核には核で対抗」…韓国核武装論に賛同する在郷軍人会
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.10 09:50
韓国歴代全軍の親睦団体「在郷軍人会」(郷軍)が最近ワシントンで言及されている「韓国核武装論」を主張した。現政権の韓半島(朝鮮半島)非核化政策を支持するが、北朝鮮の非核化が失敗した場合にも対応すべきという趣旨だ。
郷軍は9日の声明書で「政府は国家と国民の生存権保障のために、我々も核武装をする可能性があると対内外に明らかにすべき」と主張した。時期的に米国の一部で提起されている東アジア核武装の可能性に歩調を合わせたのだ。
米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表は6日(現地時間)、ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官との対話のエピソードを紹介した後、「国際社会がこれ(非核化交渉)に失敗する場合、『北朝鮮がアジアで最後の核保有国とはならないはず』というキッシンジャー元長官の言葉が現実になるのではないか懸念される」とし「ある時期には韓国と日本、ほかのアジア諸国で核能力再考の必要性を問う声が出てくるだろう」と述べた。