韓経:【コラム】韓国人のDNAに答えがある
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.06 13:53
韓国人の気質は静か、多血質か。静かな朝の国(The land of morning calm)という表現は19世紀に朝鮮を訪れた外国人の目に映った姿だが、実際は静かというより「閉鎖された国」「隠遁の国」という意味で使われた。この隠遁の国に住んでいた人たちは決して静かな性分ではなかったようだ。西洋の宣教師が朝鮮津々浦々を訪れながら記録した内容を見ると、朝鮮人は表面上は静かで、穏やかで、さらには怠け者のように見えるが、もう少し近づくと非常に闊達で、好奇心が強く、速く動く人たちだと書いている。
ホーマー・ハルバート博士の日記を見ると、朝鮮人はマッチが流入するとすぐにその便利さを知り、長く使用してきた火打石を捨てて、誰もがマッチを使い始めたが、朝鮮八道にマッチが普及するのに1年もかからなかったという。これに対して日本では数年間かかったため、朝鮮人がどれほど変化に速く適応して躍動的かと感嘆している。
外国人が評価する韓国人の特性は理性的であるよりも感性的といえる。「情が多い」「調子づく」 「熱情的」「性急」「気質が激しい」「怖いもの知らず」「集団で動く」など。こういう指摘はすべて正しいわけではないとしても、ある程度は納得できる面がある。外国の有名歌手が韓国で公演し、数千、数万人の観客が一緒に歌う姿に大きな衝撃と感動を受ける。他の国では見られない韓国の文化だ。