【中央時評】ロウソク集会2周年:デモと革命の間(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.23 15:35
政治を正しいこと(政者正也)と見なした先賢はすなわち右にも左にも偏らない正義、公正、中道、すなわち中庸と中正を語った。哲学と制度、国家創設と自己責任(大統領)の領域で「民主」と「共和」を結合し、人類史に民主共和(国)時代を開いた卓越した哲学的政治だったある賢人は「政治は中庸」と繰り返し強調している。彼と彼の国の前例のない成功の要だった。
中庸の政治は全体も生かし、自分と自分の陣営も生かす。人的積弊清算を越えて制度的積弊克服がはるかに重要な理由だ。そしてそれが改革成功の一番の要だ。悪行と慣習の累積を指す積弊は常に法と制度に寄り添って育つ。したがって積弊断絶と国家改革は法と制度改革が最善だ。同じ制度によって累積した積弊により、清算主体がいつでも清算対象になり得るためだ。