京都で1300年前の韓半島で製作と推定される仏像発見
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.09 09:03
京都のある寺で三国時代または統一新羅時代初期である7世紀に韓半島(朝鮮半島)で作られた可能性が非常に高い仏像が見つかったとNHKが7日に報じた。京都市妙傳寺の半跏思惟像は高さ約50センチメートルの青銅仏像だが、これまで江戸時代(1603~1867)に作られたと推定されていた。
大阪大学と東京国立博物館の研究チームが仏像を再鑑定した結果、額に彫られた模様と装飾品の竜のデザインなどが6~7世紀に韓半島で作られた仏像や出土品の特徴と一致したと明らかにした。日本に仏教が入ってきてから間もない時期に作られたとみられると説明した。仏像の金属成分は銅が90%、スズが10%ほどで、鉛はほとんど含まれていないと分析された。こうした金属比率は中国と日本の仏像ではなく7世紀に韓半島で作られた仏像である可能性を裏付ける。