韓経:韓国、政府予想より9年早まった人口の崖…なぜ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.24 11:31
統計庁は2016年に「将来人口推計」で韓国の人口が減少傾向に転じる時期を2032年と予想した。合計特殊出生率が2016年の1.14人から2017年には1.07人に急減するという前提で計算した。合計特殊出生率は妊娠可能な女性1人が一生の間に産むと予想される子どもの数だ。しかし昨年の合計特殊出生率はこれよりもさらに低い1.05人にとどまった。自然に人口減少時点は2月には2028年と4年前倒しされた。
だが今年の出生率は昨年よりきびしい「ショック」水準と集計され、人口減少時期はさらに大幅に前倒しされることになった。今年7-9月期の合計特殊出生率は0.95人で前年同期比0.1人減った。こうした推移を考慮すると早ければ来年から韓国の人口は減少し始める見通しだ。人口減少時期の見通しがわずか1年で9年早まった格好だ。