サムスン電子社長「日本の輸出規制、3、4カ月続けばスマートフォンも厳しい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.09 08:36
「日本の輸出規制は下半期の新製品には影響がないが、3、4カ月以上長期化すれば非常に厳しくなるだろう」。「今年末には『来年は危機』という言葉が出てくるかもしれない」。
7日(現地時間)、米ニューヨーク州ブルックリンのマリオットホテルで開かれた高東真(コ・ドンジン)サムスン電子無線事業部(IM)部門長(社長)懇談会で高社長が述べた言葉だ。懇談会はこの日午後、ブルックリン・バークレイズセンターで開催された「ギャラクシー・アンパック2019」の終了後、約1時間半ほど行われた。高社長と無線事業部の崔景植(チェ・ギョンシク)副社長(戦略マーケティング室長)、ノ・テムン社長(開発室長)が出席した。
高社長はまず日本の輸出規制に関し、「ギャラクシーノート10、ギャラクシーフォールドなど下半期の新作には影響がない」と一線を画しながらも「3、4カ月後まで長期化すればプリント基板(PCB)など第4の下請けまであるスマートフォン原材料に影響がないはずはない」と懸念した。高社長は「(部品は)3、4カ月間ほど準備されているが、その後のことについては予測できず心配」と話した。