【噴水台】時代遅れの従属理論=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.08 11:43
哲学者の卓石山(タク・ソクサン)氏は著書『韓国人は何で生きるのか』で韓国人の特性をこのように例示する。「魚を見ればどんな原理で水の中であのように動くのかに関心を持つより、どのように料理すればもっとおいしいだろうか考える」。すなわち目に見えるものの向こう側に存在する原理探求よりは、すぐに見て、触れて、味わって、聞く「感覚」を重視するということだ。これを卓氏は感覚的快楽主義あるいは人生主義と称した。
韓国人のこうした特性は「基礎が弱い」という否定的意味として通じたりもした。だが最近では「別のことをうまくやればいいじゃないか」という形に変わる傾向だ。弱点(基礎)補完にばかり熱中するより、強み(感覚)を生かしてコストパフォーマンスを高めれば競争力があるという主張だ。K-POP、K-フードなどがこれを証明し、「ファーストムーバー」(先導者)ではなく「ファーストフォロワー」(追従者)として世界のスマートフォン市場を席巻したのも韓国だ。むしろ海外では韓国の応用力・瞬発力などを高く評価するともいう。