韓経:海外企業かき集める日本…グローバルM&A「過去最大」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.23 09:26
世界のM&A(買収・合併)市場で日本企業が躍進している。高齢化と人口減少などで日本国内市場の拡大が厳しくなった企業が積極的な海外企業買収に活路を求めているためだ。
22日の日本経済新聞によると、上半期の日本企業による海外企業M&A規模は1122億ドルで過去最高を記録した。グローバルM&A市場で日本企業が占める割合も29%で、米国の1751億ドル・46%に続き2位となった。欧州企業の海外M&A規模941億ドル・25%を上回った。
武田薬品工業がアイルランドの多国籍製薬会社シャイアーを7兆円で買収した影響が大きかったがこのほかにも大小のM&Aが相次いだ。ソフトバンクのウーバーテクノロジーズへの出資、トヨタ自動車によるシンガポールの配車サービス大手グラブへの出資などが代表的だ。日本企業の海外M&Aは2010~2017年に年平均750億ドル規模で推移している