韓経:韓国、5月の失業者114万人で過去最多
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.13 09:21
先月失業者が114万人を超え5月基準としては過去最多を記録した。経済の「屋台骨」である40代と製造業の雇用は14カ月連続でともに減少した。
12日に統計庁が発表した「5月の雇用動向」によると、先月の就業者数は2732万2000人で1年前より25万9000人増えた。2月に26万3000人、3月に25万7000人だった就業者増加幅は4月には17万1000人と停滞したが、先月は再び20万人台を回復した。政府の財政投入などにより60代以上の就業者が35万人増えたのが主要背景だ。
40代の雇用は17万7000人減り43カ月連続で減少傾向が持続した。この12カ月間は毎月10万人以上の雇用が減っている。製造業就業者も14カ月連続で減少した。労働時間帯別の就業者を見れば雇用の質がさらに悪化しているという評価が出ている。1週間当たり平均労働時間36時間以上の労働者は前年同月より38万人減ったのに対し、15時間未満の超短期労働者は29万人増えた。