トランプ大統領「北朝鮮問題解決に習近平主席の努力は効果がなかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.21 13:04
米国のトランプ大統領が北朝鮮問題解決に向けた中国の努力を「効果がなかった」と評価した。これに対し今後対北朝鮮アプローチ戦略で中国の役割変化を示唆するものではないかとの分析も出ている。
トランプ大統領は20日、ツイッターに「北朝鮮問題と関連して習近平中国国家主席と中国の努力を非常にありがたく考えるが、そうした努力は受け入れられなかった」と書いた。続けて「少なくとも中国が努力したということはわかる」と付け加えた。
140字の短い文面だが北朝鮮に抑留され帰還してから6日後に死亡したオットー・ワームビア氏(22)のショックが米国を強打した中で出てきた発言という点で注目される。これに先立ちトランプ大統領はワームビア氏を死に至らしめた北朝鮮の責任をより強く非難し、「残酷な政権」と規定した。