組合員・世論が背を向けると…ルノーサムスン労働組合がスト撤回
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.13 08:11
「生活のために工場に出てきた」。12日、ルノーサムスン車釜山(プサン)工場のエンジニアラインで中央日報が会ったキムさん(47)の言葉だ。キムさんは昨年6月、ルノーサムスン車企業労働組合執行部が部分スト指令を出すと、ストライキに参加した。しかし「月給が100万ウォン(約9万1600円)も減り、今回はストに参加しなかった」と語った。
組合員が背を向けるとルノーサムスン車労働組合は12日、結局、ストを撤回した。労働組合はこの日、争議指針を通じて「雇用労働庁の積極的な交渉の勧めで午後3時30分から全面ストを撤回して交渉に臨む」と明らかにした。