韓国は低成長・中産層崩壊…このままでは東南アジアにも追い越される(1)

韓国は低成長・中産層崩壊…このままでは東南アジアにも追い越される(1)

2019年05月15日13時18分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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4月に京畿道高陽の韓国国際展示場(KINTEX)で開催された「2019ソウルモーターショー」のポルシェ展示館。国内輸入車市場1位のベンツの場合、韓国での販売台数は中国、米国、ドイツ、英国に次いで5番目に多い。(ソウルモーターショー組織委員会提供)
  【2050年の警告】国会未来研究院・中央日報共同企画=経済

  「そんな時代があったのですか。ベトナムやマレーシアより韓国が良い暮らしをしていた…。最近、私たちの友人は中国や東南アジアに働きに行きます。収入が大きい特別なものではなく、飲食店のアルバイトやマッサージ師、建設現場の労働者のような仕事です。現地の人たちがやりたがらない…。最近、国内では良い大学を卒業しても適切な職場を探すのが難しい。父の世代には東南アジアの人たちがこういう仕事をしに韓国に来ていたと聞きましたが、当時のことは幼かったのでよく知りません。漠然と、その当時に私が初めて使用した韓国のスマートフォンがベトナムで作られていたという誇らしい話は聞きました。いま韓国がどうなっているのかって? 飢えて死んでしまうような状況ではありません。街には『スーパーリッチ族』が乗る最高級スポーツカーが並んでいて、国からお金が出るので私たちのような人でも生活するうえでは問題がありません。私の夢ですか。そうですね…。夢は、私たちのような人が抱くものではありません。今のように生きていればいいので、何もあれこれと苦労しようとは思いません」。

  ◆2050年、ごく少数に富が集中した韓国社会

  国会未来研究院と中央日報の共同企画「2050年から送られてきた警告」の経済部門の予想は、これまで冗談のように語られてきたことが現実化する姿だ。今から30年後の韓国経済の断面は所得水準の停滞、中産層の崩壊、ごく少数への富の集中に要約される。もちろん2050年の韓国経済が必ずしもそうなるというわけではない。今の問題点と状況が改善されず持続する場合にそうなる可能性があるシナリオだ。

  数字だけを見ると、30年後の韓国経済も悪くはない。韓国の1人あたり国内総生産(GDP)は2018年に3万ドルを突破し、2030-33年に4万7000ドル、2050年には5万7000ドルまで増えると予想される。これは経済協力開発機構(OECD)と国際通貨基金(IMF)の成長率予想値に基づいた単純計算だ。OECDによると、韓国の経済成長は速いペースで冷めていくと予想される。2021-30年の年平均経済成長率は2.6%だが、2031-40年には1.7%、2041-50年は1.3%まで下がると予想される。

  国会未来研究院のイ・ソンファ研究委員は「このような予想値も世界最低水準の出生率(2018年基準0.98人)に基づく人口減少の加速化、制度改革の遅滞、第4次産業革命技術の拡散を妨げる障壁など韓国経済の成長を遮断する構造的要因を十分に反映していない数値」とし「こうした要因まで考慮すると、2050年の韓国経済状況は現時点での予想よりはるかに良くない可能性が高い」と話した。

韓国は低成長・中産層崩壊…このままでは東南アジアにも追い越される(2)

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