韓経:週52時間・最低賃金法、「違憲審判台」に上がる=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.15 09:53
保守性向弁護士団体である「韓半島人権と統一のための弁護士の会」(韓弁)が最低賃金と週52時間労働時間に違反する場合に処罰するようにした法条項を違憲として憲法訴願を提起した。
韓弁は「急激な最低賃金引き上げと週52時間制強行で憲法上の権利である契約の自由、労働の権利、生存権、財産権、身体の自由などを侵害された小商工人・自営業者と労働者を代理して憲法訴願を提起した」と14日に明らかにした。韓弁が違憲の素地があるとして問題にした条項は最低賃金法と勤労基準法上の刑事処罰規定だ。
最低賃金法第28条第1項は最低賃金告示に違反した時には3年以下の懲役か2000万ウォン以下の罰金に処すよう定めている。勤労基準法第110条は労働制限時間に違反すれば2年以下の懲役または2000万ウォン以下の罰金刑を科す。