北外務次官「韓国は仲裁者でなくプレーヤー」…危機を迎えた仲裁者論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.18 10:53
韓国青瓦台(チョンワデ、大統領府)が17日、「ハノイでの米朝首脳会談決裂後、南北(韓国・北朝鮮)にバトンが渡った」と強調したが、これまでの韓国の仲裁の役割が危機を迎えている。韓国政府の開城(ケソン)工業団地、金剛山(クムガンサン)観光再開も対する希望に米国は疑問を抱いているうえ、北朝鮮は「仲裁者・韓国」を拒否したからだ。
北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官は15日、平壌(ピョンヤン)で記者会見を開いて「交渉決裂」の可能性に言及し、韓国については「南朝鮮は仲裁者ではなくプレーヤー」と述べた。AP通信は、崔善姫外務次官が韓国は「ワシントンの同盟」としてこのように発言した、と伝えた。ワシントンポスト(WP)は15日(現地時間)、崔善姫外務次官の仲裁者関連発言に言及し、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の努力は北朝鮮でも完全に認められたわけではないようだ」と伝えた。