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外国人観光客3000万人の影…「観光公害」に悲鳴上げる日本(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.14 09:28
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住民たちの日常が明らかに疲弊した。ゴミが急増し、電車・地下鉄の中が騒々しくなり、行きつけの食堂が観光名所に変わって大変な混雑になるのはもうニュースではない。

市内バスと電車は観光客が占領した。「全体人口は17万、年間観光客は2000万(内国人含む)」という東京近隣の鎌倉市民にとって、浜辺に沿って運行する電車「江ノ電」に乗るのは至難の技だ。週末なら駅構内に入った後も1時間以上待たなければならない時が多い。

 
観光客によって満員バスが日常化された京都では出勤時間帯の会社員がバスに乗れない場合が多いという。

外国人が運転するレンタカーによる事故が急激に増え、沖縄では警察が「韓国語と中国語を話す人には車を貸すな」とレンタカー会社に要請して物議を醸した。

あきれる事例も多い。京都では観光客がレストランで食事中の隣の客の皿に手を入れて味見して「同じものを」と注文したり、スナックを食べ歩きしながら同じ手で道を歩いている舞妓さんの身体や着物に触れたりすることも日常的に広がっているという。

鹿が多い奈良の東大寺の前では、写真を一緒に撮ろうと鹿を追い回して噛まれる観光客も増えている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産である富士山周辺は便器にゴミを捨てる観光客のせいで困り果てている。

高級宿泊施設や食堂は予約をドタキャンする観光客のために頭痛が絶えない。ホームページの多言語表示のやめたり、外国人の予約を断ったり、厳しい条件で予約を受け付けるところが増えている。

子どものころから「他人に迷惑をかけてはいけない」という教えを心身を通じて体得してきた日本人は、観光公害の衝撃をより大きく感じているという分析もある。

だが、もっと深刻なのは、単に日常生活の不便さのみならず、観光地としての価値まで脅かされている事例だ。

京都の清水寺や金閣寺など、有名な寺院、寺刹、鎌倉地域の閑静で日本らしい情緒はすでに消えて久しい。早朝の早い時間でなければ観光客に巻きこまれて思う存分見ることさえ不可能だ。その上、許可制だった民宿が申告制に緩和される「民宿解禁」政策が6月中旬に実施されれば、「安宿に外国人が集まり、地域住民との葛藤、それによる社会的費用が頂点に達する」との懸念の声もある。日本政府は民宿禁止解除を「外国人を呼び集める神の一手」としているが、住民には災難になりうるということだ。

観光公害の解決方法として挙げられているのは「観光客の分散」だ。

高崎経済大学の井門隆夫准教授は、最近の朝日新聞への寄稿で「中長期的にもっとも効果的なのは、観光客を1カ所に集中させず、『分散』させることだ」と主張した。だが、それは言葉通り簡単なことだろうか。まずは不人気観光地域のインフラ整備のためには天文学的な予算の支援が切実だ。

観光振興と観光公害の間で正解を模索しなければならない悩みが、当分の間、日本社会を困らせるだろう。


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