消えゆく1万ウォン札…流通量で1000ウォン札下回る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.20 11:24
市中に流通している1万ウォン札が1000ウォン札よりも少なくなったことがわかった。枚数基準で1000ウォン札が1万ウォン札より多くなったのは1986年以降で初めてだ。
韓国銀行が19日に明らかにしたところによると、昨年末現在で市中に流通する紙幣52億8600万枚のうち1万ウォン札は1年前より4.5%減少した15億1500万枚となった。これは市中に流通する紙幣の28.7%に当たる数値だ。これに対し1000ウォン札は1.1%増えた15億9800万枚で、全市中流通紙幣の30.2%を占めた。
これまで1万ウォン札は経済規模が拡大して物価が上がりながら着実に増えてきたが、2009年6月の5万ウォン札発行を基点に位置づけが急激に弱まった。慶弔費などの用途で5万ウォン札が人気を呼び1万ウォン札が避けられるようになった。