韓国産ヘリ「スリオン」、問題があっても韓国軍に納品(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.17 14:10
韓国型機動ヘリコプター開発事業スリオン(KUH-1)。陸軍ヘリコプターの主力である老朽したUH-1と500MDを入れ替えるために11年前に着手した事業だ。2006年に防衛事業庁はスリオン独自開発を決定し、韓国航空宇宙産業(KAI)を開発主幹事に選定した。防衛事業庁は2006年6月から6年間、技術開発費として計1兆2950億ウォン(約1290億円)を投入した。2012年7月にスリオンは戦闘用適合判定を受け、その後は量産に本格的に着手し、同年12月に初めて陸軍に実戦配備した。
防衛事業庁はスリオンを国産「名品武器」として大々的に広報した。これまで陸軍はスリオン約60機を運用中であり、警察と海兵隊にも納品が予定されている。開発および購買費用を勘案すると3兆ウォンを超える。