日本でなければ台湾でも…サムスン副会長、フッ化水素を探しに東奔西走
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.09 09:32
昨夜、日本に到着したサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が日本政府が取り引き規制の
対象に含まれた半導体先端素材3つ(フッ化水素・フォトレジスト・ポリイミド)の取引先を探すために東奔西走している。李副会長は日本羽田空港に到着した直後である7日夜にも取材陣の質問に発言を控えて「梅雨ですね」と短く答えて準備された車両に搭乗した。
7日、日本経済新聞は李副会長が取引先の企業幹部に会って日本以外の工場から韓国に素材調達を要請するだろうと報じた。日本以外に台湾・シンガポールに生産拠点をもつ素材会社ステラケミファから高純度のフッ化水素(HF・エッチングガス)を調達するための目的と見られる。フッ化水素は半導体の製造工程の中で回路の形通りに削るエッチング工程に使われる。IT業界によると、エッチングガスは毒性があって長時間保管が難しい理由に「JIT(Just in time・適時供給)」が必須だ。