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韓経:【コラム】7兆ウォンの観光赤字、このまま放っておくのか=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.11 09:43
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「8年ぶりの最大赤字、慢性赤字の固定化憂慮」

昨年の韓国観光収支の成績表を一言で要約するとこのようなものだ。データは嘘をつかない。当局によれば昨年の観光収支赤字は61億ドル。2007年以来8年ぶりの最大赤字だ。7兆ウォンに迫る。観光で韓国が稼いだ収入は152億ドルで前年に比べ14.3%減った一方、支出は1年前より9.3%増えた213億ドルを記録した。

 
MERS(中東呼吸器症候群)事態が直撃弾であることに異論の余地はない。外国人観光客が前年に比べ6.8%減った。外国人でぎゅうぎゅう詰めだったソウル大学路(テハンノ)の韓流の代表的公演が数カ月間ホコリだけ飛ばしていたという話が数値で立証されたのだ。MERSが全てではないという予測もはずれていなかった。MERSで全国が恐怖に震えている瞬間にも仁川(インチョン)空港はプロ野球場を彷彿とさせるほど人波にあふれていた。海外旅行に行ってきた韓国国民は1年間で20.1%増えた。

今年はもっと深刻になるという。このまま行けば今年の観光収支赤字は最高97億ドルに達するというのが観光当局の憂鬱な展望だ。これが「非常事態」じゃなくて何だろうか。7兆ウォンという観光収支の赤字は産業通商資源部が今年から2年間に新たな未来産業をつくり出して製造業と文化・サービス・コンテンツの融合のために必要だと判断した研究開発(R&D)の費用に匹敵する。

昨年のコスダック上場企業の資金調達規模(6兆7838億ウォン)よりも多い。観光産業が、単純なサービス産業ではなく経済の好循環構造にとって重要な役割をする「定数」になったのだ。

実際に韓国国民の「海外旅行愛」は特別だ。人口対比の海外旅行客割合は、先進国に比べても高いほうだ。韓国が37.5%(2015年基準)であるのに比べて日本は12.8%に過ぎず、スペインも30%だ。2009年から5年間に国内旅行をした韓国国民の数は22%増加した一方、海外旅行客は69%増えた。

海外に旅行に行くという国民を引きとめることはできない。海外旅行自制キャンペーンなどもコメディだ。解決法は、国内旅行を画期的に活性化させることしかない。優秀な文化観光コンテンツとソーシャルネットワークサービス(SNS)、バイラルマーケティングなど多様な方式を活用した積極的な広報が解決策だ。隠れた旅行先を開発するのは基本で、すでに知られた旅行先も観光客が2回3回と再び訪れるよう誘引できる「処方」を提示しなければならない。

旅行の最大のジレンマである時間不足と費用問題を解決するためには、政策的に解決すべき部分もある。たとえば代替休日制を拡大適用して国内の旅行環境を改善したり、国内旅行で使った費用は特別所得控除の対象に含ませたりすることだ。

旅行は文化に関連する時に一層力を得る。外国の有名旅行先には、文化に関連していないところがない。国内旅行先の中でも文化コンテンツの宝であるところが少なくないが、いまだに分かる国民だけが分かるというのが現実だ。「見る必要がなく高いだけだ」という先入観を変えることが緊急の課題だ。それでこそ観光収支が長い赤字のトンネルを抜け出して大きく開かれた希望の道路を勢いよく疾走できる。

キム・ジンガク誠信(ソンシン)女子大文化芸術経営学科教授

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