韓国、7月の経常収支が9カ月ぶり最大黒字…ウォン安で配当・利子所得が急増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.05 11:42
7月の経常収支が9カ月ぶりの最大黒字となった。企業が海外で得た配当と利子所得が大きく増えたからだ。ウォン安の影響と解釈される。
韓国銀行(韓銀)が5日に発表した「2019年7月の国際収支(暫定)」によると、7月の経常収支は69億5000万ドルの黒字だった。3カ月連続の黒字で、2018年10月(93億5000万ドル)以来の最大黒字幅。
本源所得収支が改善した影響が大きかった。7月の本源所得収支の黒字規模は30億ドルで過去最大。本源所得収支は賃金・配当・利子所得を反映するが、特に海外投資で生じた配当・利子所得収入が大幅に増えた。7月の配当所得収入(28億9000万ドル)は過去3番目に多く、利子所得収入(19億ドル)は過去最大だった。