現代車「パリセード」、労使問題で追加増産できず納車8カ月待ち(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.14 10:48
ソウル江南区(カンナムグ)に住むキムさんは9日、現代自動車代理店で大型SUV「パリセード」のディーゼル2.2プレステージモデルを購入することにした。最終見積書まで受けた(4826万5000ウォン、約450万円、登録費除外)。しかし現代車はキムさんに「今日(9日)契約すれば来年1月ごろ納車できる」と案内した。8カ月も待たされるということだ。パリセードの購入を希望する国内消費者が過度に長い納車期間に不満を表している。現代車側は「増産までしたが納車時点は早くならない」と主張している。
実際、現代車は4月1日からパリセードの増産に入った。毎月6240台だったパリセードの生産台数は現在月8640台まで増えている(38.5%増産)。また、発売序盤に契約が集中した雰囲気も落ち着いた。2月末基準でパリセードの累積契約件数(約5万2000台)と出庫件数(約1万3580台)を考慮すると、序盤の納車待ち顧客は約3万8000人と推定される。