日帝強占期の独立運動史を週2時間ずつ教える韓国の高校
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.18 07:42
日本強占期にあった独立運動史を正規教科目に編成した学校がある。忠清北道鎮川郡徳山面(ジンチョングン・ドクサンミョン)にある瑞甸(ソジョン)高校は今年の2年の教育課程に「独立活動家の生涯と思想」科目を開設したと16日、明らかにした。教材は450ページの『韓国独立運動史講義』を活用する。2年の生徒は1学期に週2時間ずつ国内外の独立運動史と主要人物の活動状況を習う。特に忠清北道鎮川出身の李相ソル(イ・サンソル)先生(1870-1917)の生涯と活動は外部の講師を招請して深く扱う予定だ。
瑞甸高は2017年3月に忠清北道(チュンチョンブクド)の革新都市に開校した学校。校名は李相ソル先生(1870-1917)先生が1906年に満州に設立した「瑞甸書塾」にちなむ。瑞甸書塾は日帝の植民教育政策に対抗して設立した最初の新学問民族教育機関だ。歴史・地理・数学・法律など近代教育をし、校長の李相ソル先生は「算術新書」を著述して数学を教えた。李相ソル先生は李儁(イ・ジュン)、李ウィ種(イ・ウィジョン)と共に乙巳勒約を国際社会に暴露するため、1907年にオランダ・ハーグで開かれた万国平和会議に特使として派遣されたりもした。