韓経:ウォン急落…一気に1ドル=1190ウォンに迫る

韓経:ウォン急落…一気に1ドル=1190ウォンに迫る

2019年05月14日08時47分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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  ウォン相場が10ウォン以上下落し一気に1180ウォン水準を超え1190ウォンまで迫っている。13日のソウル外国為替市場でウォンの対ドル相場は前取引日より10.50ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1187.50ウォンで取引を終えた。終値基準では2017年1月11日の1196.40ウォン以来2年4カ月ぶりのウォン安水準だ。

  取引開始直後に1180ウォン水準で騰落した為替相場は午前10時ごろにドル上昇に転じドル高傾向が続いた。9~10日に開かれた米中貿易交渉が成果なく終わった点が金融市場不安につながった。企画財政部の李昊昇(イ・ホスン)第1次官はこの日拡大マクロ経済金融会議を終えて記者らと会い、「外国人資本流出と関連した異常兆候を発見できなかった。周辺国と比較した通貨安は過度な水準ではない」と評価した。

  ◇輸出6カ月連続「マイナス」警告灯…KDIは2カ月連続「景気不振」診断

  5月の輸出もマイナスからスタートした。昨年12月から始まった輸出不振は上半期中継続する可能性が高くなっている。国策研究機関である韓国開発研究院(KDI)は2カ月連続で「景気が不振だ」と診断した。

  関税庁は今月1~10日の輸出が130億ドルで前年同期比6.4%減ったと13日に発表した。今月上旬の操業日数が6.5日(土曜日は0.5日と計算)で昨年より0.5日多かったという点からさらに深刻と分析される。1日平均輸出額は前年同期比13.6%減少した。

  半導体輸出が前年同期比31.8%減ったのが決定打だった。自動車部品が11.2%減、液晶デバイスが48.3%減など、減少幅が大きかった。国別では中国向けが16.2%減ったほか、米国向けが2.8%、中東向けが30.3%など大幅に減った。

  同じ期間に輸入は152億ドルで前年同期比7.2%増加した。原油輸入が16.8%増えたのが最も大きな要因だ。今月上旬だけでみると貿易収支は22億ドルの赤字だ。

  景気状況の見方も暗くなっている。KDIはこの日「KDI経済動向」5月号で「韓国経済の需要萎縮は一部緩和されたが投資と輸出を中心に景気が振るわない姿」と説明した。KDIは昨年11月から今年3月まで「景気鈍化」の判断を継続し、先月は「徐々に振るわなくなっている」に変え、今月は「不振だ」と表現した。景気萎縮に対する表現水準がますます強まっていると分析される。KDIは景気動向指標が悪化したことに対しても懸念する。3月の同行指数循環変動値は前月より0.1ポイント下落し12カ月連続の下落となった。先行指数循環変動値も0.1ポイント下がり10カ月連続で下方曲線を描いた。2つの指標が10カ月連続で下落したのは関連統計を集計し始めた1970年1月以降で初めてだ。

  KDIのキム・ヒョンウク経済見通し室長は「下半期に半導体業績が改善しても経済が全般的に良くなるシグナルとみられるかは見守らなければならない」と話した。

  
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