【時論】過去が「現在の足」をひっぱらないように=韓日関係
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.14 06:58
「日本議会の関連委員会が今後韓国との関係で取れるすべての強硬措置の検討を終わらせた。韓国経済界との交流にも影響が及ぶものと考える」「最近、韓日関係が急激に悪化し、日本の親韓派専門家でさえ韓国を非難する寄稿文を出している」
日本の便りに精通したジャーナリストが伝えた話を筆者が最大限要約してみた。彼らと話している間、ずっと胸が塞がるような思いだったが、脱出口が思い浮かばなかった。歴史が逆に流れているとしか思えなかった。
もちろん問題は簡単ではない。韓日協定、韓日国交正常化、金大中(キム・デジュン)-小渕宣言(日韓共同宣言-21世紀に向けた新たなパートナーシップ)など、過去数回にわたり両国は合意しているが、論争と葛藤が繰り返されるのは事案そのものが複雑なためであろう。日本も慰安婦問題と強制徴用問題に対する謝罪を躊躇(ちゅうちょ)して、国内政治的に利用している側面もあるようだ。