韓国のシルム・龍武道、アジア競技大会で見る日もくる?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.19 16:21
大韓民国の魂が込められたシルム(韓国相撲)と龍武道が世界へ向かう。アジア競技大会の種目として進出し、「スポーツ韓流」の先鋒となるという青写真も現実化に進んでいる。
民俗スポーツのシルムは世界シルム連盟(WSF)を通じて海外に領域を広めている。私財を投じながらシルムのグローバル化に率先してきたユン・ミョンシク総裁(54)の献身の中、世界シルム連盟は2008年の創設以来、48カ国が加盟する国際団体に成長した。海外でシルムブームを起こし、国内のシルム人気を回復させるというのが、ユン総裁の発想だ。
世界シルム連盟は韓民族シルム大会・世界シルム選手権など国際大会を着実に開催し、シルムを“ベルトレスリング”の看板種目に育てている。目を引くほどの成果も出ている。ミャンマーで韓国シルムの普及に向けた枠が形成される。世界シルム連盟は21日、仁川大松島キャンパスで、ミャンマーのハッサン体育相とユン・ミョンシク総裁が出席した中、ミャンマーシルム普及のための了解覚書締結式を行う。シルムをミャンマーオリンピック委員会の正式種目とし、現地の小中高校シルム部創設やシルム教育プログラムの普及を奨励するという内容だ。ミャンマーの政治・経済中心地ヤンゴンに国際シルム研修院も設置する。