「金正恩のハノイ恥さらし、事前合意なく3回目の会談はない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.11 09:06
米国のドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が2018年6月12日にシンガポールで会ってから1年。米朝首脳が初めて会うイベントとしては成功したが、その後には米朝関係の正常化、平和体制の構築、非核化と遺骸送還という4種類の未完の約束だけが残った。今年2月、2回目のハノイ米朝首脳会談が失敗した後、非核化交渉は事実上中断された状態だ。
米国内の東アジア専門家6人に、現在の米朝状態の診断と今後の展望を聞いた。6人は今月18日にトランプ大統領が再選への挑戦を表明した後、2020大統領選挙戦に突入するのが米朝交渉の機会であると同時に制約になるだろうとみている。