「見下げることも恐れることもなく勉強してこそ日本を越える」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.05 13:46
日本を上回る国を作ろうという人が多い。しかし行動でその愛国心を見せる人は少ない。李鍾煥(イ・ジョンファン)三栄(サムヨン)化学グループ名誉会長(96)。李会長は日本を越える世界超一流国家を実現させようと叫び、個人の財産のほとんどすべてを寄付して奨学財団を設立し、その財団はアジア最大規模(基金約1000億円)に成長した。李会長が2000年に設立した「冠廷李鍾煥教育財団」は今まで約1万人に2300億ウォンの奨学金を出してきた。主に基礎科学と産業技術を勉強する学生が受けている。
李名誉会長は先月、この財団からソウル大日本研究所に1年分の研究支援金として2億5000万ウォンを支援することにした。この研究所に対する政府の支援金が1年前に中断したという中央日報の報道(7月15日、『言葉では知日・克日も…ソウル大日本研究所支援まで中断』)が決心するきっかけになった。李会長は日帝強占期に生まれて強制徴集され、太平洋戦争を経験した。企業を設立して製品を開発する時は日本企業と競争した。李会長が「キャパシターフィルム」という先端素材を開発しなかったとすれば、これも日本の輸出規制品目になっていたかもしれない。