空席80%の仁川空港行きKTX、4年で姿を消す?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.17 13:21
釜山(プサン)・大邱(テグ)・光州(クァンジュ)などから仁川(インチョン)空港に向かう高速列車(KTX)路線を廃止するかどうかが今月末に決定する。これに先立ちKORAIL(韓国鉄道公社)は需要不足などを理由に政府に路線廃止許可を要請した。2014年6月に運行を開始してから4年で存廃の岐路に立ったのだ。
国土交通部によると、KORAILは先月19日、地方-仁川空港間のKTX運行を中断するという内容の「鉄道事業計画変更認可申請書」を提出した。KORAILは申請が受け入れられる場合、9月1日から路線を全面廃止する計画だ。
これに先立ちKORAILは3月末からKTX車両整備などを理由に仁川空港行きKTX運営を中断している。当初この路線には一日22回(片道基準)列車が運行した。京釜(キョンブ)線12回、湖南(ホナム)線4回、慶全(キョンチョン)線2回、東海(トンヘ)線2回、全羅(チョンラ)線2回だ。当初、仁川空港行きKTXは地方の乗客の空港アクセスを改善し、空港鉄道の利用を増やすという趣旨で2014年に運行が始まった。